クリスマスツリーが旧市街に立てられた。今年は強風によって2回倒れるハプニングがあった。フィンランドでもやはり倒れたという。そのせいか今年は幾分低いツリーになったが、周りには小店もオープンし雰囲気が出てきた。お馴染みの毛皮ベスト、北欧風の帽子屋やセーター、アクセサリー、キャンドルなどを売っている。ホットワインの呼び込みも賑やかだ。
この国の宗教は一応プロテスタントである。そのため教会はゴチック風だが、あまり鐘の音は聞こえて来ない。クリスマスも教会に行くより家で寛ぐ人が多い。宗教色が薄いのは、長年の歴史と関係あるかも知れない。400年続いたロシア時代はロシア正教と、昔から住んでいたドイツ人荘園主のプロテスタントが共存した。ただエストニア人は殆どが農民(農奴)だったため、教会に通う習慣が無かったようだ。これは半分私の想像もあるが、いつか確かめてみたいと思っている。
ともあれ早いもので、もう師走だ。
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