Wednesday, 2 November 2011

中東の嵐

この数か月、TVを点けるとリビアのニュースで埋め尽くされていた。最初はどうなる事かと思っていたが、NATOが出て来た頃から形勢が一変、後は時間の問題となり先日のガダフィ死亡で幕を閉じた。それにしても改めてアメリカの凄さを感じた。数か月前のビンラディン殺害や昔の湾岸戦争もそうだが、やると決めたら徹底的にやる国だと改めて思った。

今年はリビアだけではく、チュニジアから始まったデモが、エジプトのムラバク大統領の退陣に繋がったり、サウジアラビアやバーレーンでも似たような動きがあった。ただ中東に行ったことがないせいか、私にはどこか遠い別世界の出来事のように見えた。砂漠の中で男たちが気勢を挙げている光景は、聞いてみるまでどこの国だか区別がつかない。民主化を叫ぶ一方で、女性が全く出てこないのも変な感じがした。

数か月前、BBCがガダフィにインタビューしたことがあった。大分形勢が不利になって来た頃だったが、ガダフィは「彼方達は何も分かっていない」と端から相手にしなかった。その言葉が今でも耳に残っている。

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