そして何より、ここが男の溜まり場だということ。飲むにつれ血が騒ぐようなフレーズも多い。例えば英国ビールのスピットファイア(Spitfire)は戦時中の戦闘機の名前だが、ボトルには Bottle of Britainと書いてある。勿論これはBattle of Britanを捩ったジョークである。英国騎兵がサーベルで「前へ!(Forward!)」、ロンドンプライドで有名なフラー社のロゴは、「何するにもプライドを持て!(Whatever you do, take pride)」、ウィスキーのへイグ(Haig)もスコットランドの名将かと思いきや、ただこちらは創業者の名前だったり、兎に角アルコールが進むようになっている。
とはいえこの時期、本当のところは日本の居酒屋が恋しい。人と人の距離がない、温もりが欲しい。路地裏の小料理屋に入り、湯豆腐、熱燗でチビチビとやりたい。
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