この日曜日、恒例のタリンマラソンがあった。前日までの雨も上がり、秋晴れの下16,000人、40カ国の人が参加した。東京マラソンが35,000人なので、小さな町にしてはどこから出て来たかと思う人の数だ。レースは42km、ハーフ、10km、それに徒歩の4つで、私も10kmに参加した。
コースは、旧市街を出て海沿いの道を往復、中世の石畳や電車道もあり変化に富んでいる。競技方法は、靴にチップを付けて計測、途中の給水など日本のそれと殆ど変わらない。違いと云えば、応援の太鼓がジャズであったり、チアガールが沿道で声援したり、剣闘士の仮装がいたり。感心したのはマナーの良さだった。日本では(汚い話だが)ランナーが唾を吐くのを黙認しているが、これが殆どなく気持ち良かった。
面白かったのは、デモのようにコースを歩く10kmの徒歩だった。多くの人は、冬の雪道を散歩する時に持つポールを両手に持って歩く、中にはベビーカーにゼッケンを付けて歩く主婦もいる。わざわざ参加費を払ってまで歩く程の事でもないと思うが、イベントの少ない土地柄だからかも知れない。家から会場まで歩いて行き、荷物はいつものPubに置かせてもらった。終わってからの一杯が美味かった。
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