Wednesday, 24 August 2011

魚の話

いつぞやのブログであまり魚がないと書いた。しかしその後、大手のスーパーに行くと結構な種類があることが分かった。サーモン以外にはタラ、ヒラメ、サバ、コイ、カワカマス、ニジマス、カワマスなど、結構馴染みのある魚が多い。いずれも生魚は少なく火を通って売っていた。

実は、私はあまり当地の魚に馴染めない。ひとつは臭いである。以前サーレマ島に行った時に地元の子供が売っていたHeik(タラ)を買ってみた。燻製に近かったが、塩気が強く骨を避けるのに苦労した。冷蔵庫に暫く入れておいたら大変な臭いを発し閉口した思いがある。またノルウェー産の鮭の缶詰も魚臭かった。ただこれを人に話すと「料理しなきゃ駄目だよ」と言われた。馴染めないのは料理が全く出来ないせいかも知れない。


地元の人は湖が多いこともあり、良く釣りに出かける。先日もパブ仲間がHang(カワカマス)を釣りに行くと言っていた。釣った後はバターで蒸してムニエルにして食べるという。また先週、失業中の元警備員(55歳)が「仕事はないか」と会社の社長宛てにせっせと手紙を書いて訴えたところ、ある船関係の社長さんが、「採用することは出来ないが、これで釣りでもして下さい」と小さなゴムボートを贈った美談が紹介された。冬になると氷に穴をあけて釣っている光景も良く見かける。釣りはかくして日常行事、いつかやってみたい。

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