2週間ぶりにタリンに戻る。日本からはヘルシンキ経由、空港は乗り継ぎの日本人客で溢れている。待つこと1時間、タリンへは小型プロペラ機で30分ほど飛ぶ。機内はフィンランドの高校生一行で賑やかだ。普段閑散としているタリン空港も、夏の季節ヨーロッパ各地からの臨時便でごった返していた。この日もベルリン、フランクフルトからの便が同時刻に着いたので荷物が中々出て来ない。外に出ると肌寒く、東京の人には申し訳ない気になる。
アパートに戻りシャワーを浴び、早速Pubに繰り出す。行ってみるとカウンターで馴染みが2人で飲んでいる、久々に他愛もない話に花が咲いた。今週はダライラマが来たという。非公式訪問ながら大統領にも会うらしいが中国大使館も今のところ平穏だ。相撲の把瑠都も里帰りしている。シベリア出身のロシア人の奥さんを同伴している。ノルウェー程ではないが、アルメニア人が防衛施設に入り込み小さな銃撃戦もあったり、サーレマ島ではこの季節オーロラが見れたり・・・・小さな町でも話題に尽きない。
旧市街の出口でお婆さんが花束を売っているので、いつも買って帰る。この日は青いヤグルマギクが綺麗だ。値段を聞くと、ロシア人のお婆さんは親指と、人差し指を半分切り1.5ユーロという。帰って水に差すと、人気のない部屋が少し明るくなった。
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