タリンから西に120km行ったところに、パルヌ(Pärnu)という夏のリゾート地がある。木造の別荘、森の中のテニスコート、小さなレストラン…、日本の旧軽に似ている雰囲気だ。そして広い海岸線、更衣も浜の簡易な目隠しだけ、アイスクリームも子供が売り歩く。国内は元よりフィンランド、英国から来る人が多いという。
ホテルを出る時に係りの人が注意した方がいいことがあるという。何かというと、ここには女性専用ビーチとヌーディストビーチがあるという。確かに行って見ると、全体の2割程度が専用になっていた。特に囲いがある訳でもなく、一般ビーチの先に看板が立っていて、この先女性ビーチと書いてあるだけだ。何故か境界線近くには男が多い。ヌーディストビーチは女性ビーチの先にあった。つまりそこに行くには、女性ビーチを突っ切らなくてはならない。この勇気を持った人だけがたどり着けるような仕組みになっているようで、変に納得した。
見る訳にもいかず、さりとて気になるので後学のためチラッと眺めてみると、肉眼では判別出来ない距離になっていた、かくして落ち着かない中、1日が過ぎた。太陽の日差しは強いものの、あまり焼けないし喉も渇かない。何となく物足りなさを感じた1日であった。
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