夕方、いつものようにPubを目指して歩いていると、やけに人が多い。聞くと、今日は大型船6隻が一度に来港、9,100人の観光客が訪れたという。勿論今までで最高である。これは今年タリン市が欧州\の文化都市に指定された関係もあるが、旅の宿泊地として高い評価を得てきた結果でもある。お陰で2010年、ホテルの稼働率の伸びがユーロッパの都市で一番高かった。
目的の1つは食事である。町に中世の料理を出すOlde Hanzaというレストランがあり、人々は蝋燭の光と中世の音楽に浸りながら食事を楽しむ。決して美味しいとは言えない豆と肉の料理、そして酸味の強い昔風のワインだが、そのノスタルジーを求めていつも満員である。また昔、ドイツ人の街だったこともありビールが安いのも魅力だ。
ショッピングも人気がある。ホテルから出ている連絡バスで、郊外の大型ショッピングセンターに買い物に行く。品添えは豊富で、北欧に比べて割安感があり、この時期バーゲンも手伝い賑わっている。40万人程の町にしてはやたら大型ショッピングセンターが多いのは、この為のようだ。ともあれバカンス真っ盛り、賑やかなのはいいことだ。
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