Tuesday, 21 June 2011

Wimbledonと芝コート

今年もWimbledonが始まった。初日から伊達が久々の白星を上げたり、錦織が2002年の覇者Hewittと当たるなど目が離せない。注目はやはりFedererの7度目の優勝だろう。Nadalが実力に勝っているとはいえ、サーブアンドボレーの芝ではもう一度勝てるかも知れないからだ。個人的には、地元のMurryやWimbledon決勝で3回も涙を呑んでいるRoddickに一度勝たせてやりたい気持ちもあるが。

それにしても、芝の緑と白ウェアのコントラストは本当に美しく品がある。一度見に行ったがセンターコートは絵のようだった。選手にも清爽感が出る。それにサブコート、手を伸ばすと選手に触れると思うくらい近くで見れる。


ところでこの芝コート、摩擦が少ないためボールはバウンドしないし、足が滑りやすい。私も一度だけ体験したことがある。場所はマレーシアのクアラルンプールにある名門Royal Selangor Club、駐在の先輩がテニス好きの私を連れて行ってくれた。その時の感覚は、真新しい運動靴で家の中を歩いたような、ふかふかしたものがあった。コートがとても狭く見えたし、ボールもバウンドすると勢いが死んでしまい、クレーとは別物であった。

果して今年はどういうドラマが待っているのだろう。

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