それにしても、芝の緑と白ウェアのコントラストは本当に美しく品がある。一度見に行ったがセンターコートは絵のようだった。選手にも清爽感が出る。それにサブコート、手を伸ばすと選手に触れると思うくらい近くで見れる。
ところでこの芝コート、摩擦が少ないためボールはバウンドしないし、足が滑りやすい。私も一度だけ体験したことがある。場所はマレーシアのクアラルンプールにある名門Royal Selangor Club、駐在の先輩がテニス好きの私を連れて行ってくれた。その時の感覚は、真新しい運動靴で家の中を歩いたような、ふかふかしたものがあった。コートがとても狭く見えたし、ボールもバウンドすると勢いが死んでしまい、クレーとは別物であった。
果して今年はどういうドラマが待っているのだろう。
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