3ヶ月前から週に1度、エストニア語を習っている。たった130万人しか話さない言語を覚えてどうする?といった損得計算もあったが、これも何かのご縁と思って始めた。ただ本格的にやる気は全くなかったので、取り敢えずタリン大学の掲示板に「先生募集!」の張り紙を出した。願わくば可愛らしい女子学生と喫茶店でお話を、と淡い期待を込めて。ところが蓋を開けてみると、それを見た大学から連絡あり、特別に国語の先生が教えてあげる、ということになってしまった。断る訳にもいかず、昔中学にいたような先生とマンツーマンの厳しい世界が始まってしまった。週1回とはいえ、1時間半の拘束が解ける頃から喉がからからになり、終わると例のPubに直行する。ストレスから解放されるせいか、ついついこの日は飲み過ぎてしまうことが多い。
そのエストニア語であるが、疑問形の語尾が上がらず極めてクールな感じの言語だ。TVを見ていても抑揚がなく暗い感じがする。昔フランス語を始めたときに、Bonjour!(おはよう)を言うときに語尾をうんと上げるようにと言われた。確かにやってみると朝が始まったような気分になったものだ。それが全くない。ぼそぼそ話すという感じだ。常に支配されてきた歴史がそうさせているのだろうか?と勘ぐってします。そういえば兄弟語のフィンランド語も抑揚が似ている。
今週もこれがあるかと思うと気が重くなる。
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